2005年3月19日 早戸川で市販ミノーを試す (釣果はなし)

Taki-minnow は僕自身のためだけに存在している。
釣行するたびに不具合を修正したり、
実験を試みたりしているうちに理想的な作品に仕上がった。

たまに「売ってるんですか?」などと嬉しい質問をされるが、
残念ながらプロのビルダーの作品と比べると見劣りする。
それに、自分自身のためだけに作っているにもかかわらず品薄だ。
現在手元に残っているものは、古いモデルが2個だけ。

そこで次の作品ができるまで、市販ミノーを使ってみることにした。
今回試したのは「MM-Minnow48」、「MM-VIB38」、「トラウトチューンHW」の3点だ。

 はじめに「MM-Minnow48」

これは重量2.4グラムのシンキングミノー、taki-minnowと同じような形状をしている。

早速、リトリーブしてみるとまっすぐにスイムしない。
アイを調整して再度テストしてみる。
すると立ち上がりも早く、軽快にスイムした。

ちょこまかした泳ぎは僕の好きなアクションのひとつだ。
早瀬でも飛び出すことはないし、これなら十分釣れるだろう。

しかし、スイムの安定性には疑問が残った。ラインに沿ってリトリーブしても時々コースを外れる。
ロングキャストした後に、想定した通りのコースをスイムしているのか不安になる。

始終、安定したコースを泳がせることが満足な釣果につながる。
ただ、これだけ安価でここまで完成されているのだから文句を言ってはいけないかもしれない。
管理釣り場では十分満足できるレベルだと思う。



 次に「MM-VIB38」
サイレント、3.6グラム。

今までに一番製作が簡単だと思ったミノーはこのタイプだ。この形状だと小さく重く作ることができる。

キャストしてみたが、個性的な特徴は感じられなかった。泳ぎもプルプルと小刻みな振動性スイム。

長所はなんと言っても耐久性。
リップ破損を気にしなくていいし、細型ボディーのような割れも少ない。

一方、短所と言うのだろうか、アクションが限られているので面白みに欠ける。
ロッドワークがあまり使えないので、ミノーを自由に演出できない。
しかし、管理釣り場のトラウトたちには有効な一品だと思う。




最後に「トラウトチューンHW」
5.5センチ、6グラム

これはいい。
キャッチフレーズは「ちっちゃい、重い、よく泳ぐ」まさにその通りであった。

naturumさんのページに詳しい説明があった。

 naturum
 naturum

購入を即しているわけではない。メーカーのページ(http://www.jackson.co.jp/)にヘビーウエイトの説明がないようなので上記URLを借りた。

「30センチの範囲で勝負をする」というコンセプト、僕も10年以上追い求めているテーマだ。

実際にフィールドでテストしてみると、この大きさで6グラムもあるのによく泳ぐ。
深場攻略には最高の一品だと思う。

ただし、プラスチック製なので破損はしやすい。ミスキャストには十分気をつける必要がある。
深い淵で威力を発揮 傷だらけ、リップも折れた


以上の3点を試した結論は「僕にはやっぱりtaki-minnowがいい」
一言で言って「無難」、よく言うと「オールマイティー」なミノーだ。

淵ではヘビーミノー、瀬に来たらフローティング、などとルアーをその都度ローテーションするのは面倒くさい。
上流までずっとひとつのミノーで通すような横着者の僕には、やはり合っているんだと思う。