ロングランチの後にケツを失う

二股の沢、どっちに行こうかいつも迷う。
今日も林道を歩き出してぎりぎりのところで左と決めた。
沢の出会いから入渓、しかしな~んの反応もないまま通らずまで来てしまう。
一度戻り、林道を再び歩き出す。
もっともポピュラーな入渓地点から入りなおす、すると濡れた足跡だ。
激戦区なので覚悟はしていたができれば見たくなかった、でもそれはお互い様。
僕は先行者を発見した時、それが餌釣りやテンカラ師の場合は交渉する。
彼らは僕らルアーよりも遡行速度の遅いことが多く、「先に行く」あるいは「数百メートル先から入る」などというワガママにYesと応えてくれる事が多いからだ。
しかし今日の先行者はルアーだった。

彼がこちらを見たので軽く手を上げて挨拶をする。
もしも満面の笑みで「話好き」という感じであれば近寄って話しをするし、一人で楽しみたいタイプの人ならそっと引き返す。
彼は後者だった。
若い、20代かな、おそらく何日も前から計画を立ててやっと渓に立ち綺麗な一尾を頭に描きつつ流れに向かって夢を投げているんだろう。
僕は今までこの川で何尾も釣っているんだし彼に譲るのがスジだ。

引き返して隣を流れる沢に入りなおした。

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しかしここにも足跡だ。
こんな時はどうします?
僕の答えは「メシを食う」だった。
ゆっくりメシを食って時間をつぶしてポイントが落ち着いたところで竿を振る。
今からガシガシ釣り上がって先行者と交渉してもまた次の先行者に会うだけだ。

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コーヒー煎れてゆっくり休んで釣り再開、数十メートル先の滝でヤマメが釣れた。
20センチ超えてたよ、測ってないけど 笑。。
重たかったもん。

一尾釣れたし今日はこれでいいかなぁ。

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ただ悲しいお知らせ。
上の写真のあとすぐに「taki_minnow ケツWood」をロストしてしまった。
ブログ見てくれてる人にだけ話すけど実は声を上げて泣いた。
たくさん思い出を作ってくれた親友だったからね~

でもね。
「アンパンマン!新しい顔だよ!」
「タキさん!新しいケツだよ!」
実は同モデルのケツWoodが手もとにあと二つあるのでした。
こいつとまた新たな思い出作りしようっと!