泣いて笑って楽しんで

テレビでは「台風が来るぞ~!」と言っている。
むむむ、台風なんか来たらしばらく谷に入れなくなるかも知れない。。。
そう思ったら居ても立ってもいられずウェーダーを肩に掛け、偏光グラスを口にくわえロッドを鷲掴みにして渓に向かった。

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同じような事を考える人がいるもので準備をしている最中も時折車はやって来る。
「僕はここで釣りをするので他の川へ行ってくださいオーラ」をぷんぷん匂わせているとすべての車がユーターンしていった。
とは言ってもここは東丹沢、釣りをしているそばから追越されてゆくのが常である。
それが嫌ならのんびりした釣りはできず足早に進むしかない。
数キロ釣り上がったところで先行者の姿もなくやっと安堵、この先は自分のペースで釣れるだろう。

実は今日のドラグは緩めにしてある。
いつも18cm程度の魚しか相手にしていない僕にはドラグを鳴らした経験が少ない。
そこでちょっとした遊び心とでも言うのだろうか、今回は小さな魚でもジーっと鳴るように設定した。

川岸にホタルブクロがゆれている。
その周辺を黄色い蝶が賑やかに舞う。
先行者も後続者もいない川でのんびり釣り始めた。
座布団ほどの溜りにポンとミノーを投げ入れる。
するとグググッ!
いきなり来た!
大きい!

あぅぅ!!
なんだこれ、巻いても巻いても魚が寄ってこない!
ジーーーーー。。。
ドラグが!
やっとの思いで目前まで寄せたもののあえなく魚は水の中へ、「逃げていった」と書くのが普通だが、実はその魚。。
僕の足元に寄り添いながらすま~した顔して泳いでる。
そーっとミノーを水中に垂らし、ヤツの横っ腹に近づけて思い切り引いた。
引っ掛け釣りである。
(動画などでは優しくリリースしているが実は僕にはそういう一面がある)
しかしスルッとかわす素早い魚、何度か繰り返していたら先方も飽きちゃったみたいでフラリと上流へ消えていった。

完敗。。である。

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滝の手前で良型が追ってきた。
以前ここに書いたセオリー通り、ミノーを定位させ縦横無尽に躍らせるとガツン!
正しく設定されたドラグにも助けられ無事にネットイン、あぁ良かった。

滝の下ではものすごく強い魚信があったけれど力ずくで引いても上がらなかった。
以前ここで紹介したバラシの瞬間動画のときもそうだけど、僕は大きなネイティブを上げることができない。
管釣りや宮が瀬ダム上で釣り上げた経験はあるが純天然魚の引きとはちょっと違うかも。
何かコツがあるのかな、それとも5万円とかするロッドなら上がるんだろうか?
バーブ付きのトレブルだったら?など色々考える今日この頃、あっそうそう、「尖った針を使わないフック的なもの」アイデアがすすんできたけどそれを付けると肝心のルアーが泳がないんだよなぁ、フックが抵抗になっちゃって。
こんな感じで釣行に出るたびに宿題をかかえて帰る日々、それもまぁ楽しい。